なぜ缶コーヒーをためらわず120円出して買えるのか
高木:質問!井上さんは缶コーヒーを飲みたいなぁと思った時、自販機の前で
お金をいくら出そうかためらいますか?
井上:別に・・・ためらいませんね。
高木:ためらわずに120円入れてボタン押すよね。これってなぜ出来るかと
いうと缶コーヒーが120円だというのを知っているからなのよ。
井上:はぁ。
高木:じゃあ問題!あのマンション70平米の3LDKなんだけどいくらか分かる?
(ガラス越しのマンションに指を指す)
井上:分かりません。
高木:正解!答えは分かりませんなのよ。因みにあのマンションは昭和55年築
のマンション。普通築年数が古ければ古いほど価値は下がると思うよね。
自動車だって同じでしょ。だけど不動産という商材は景気に左右される。
だから築5年だった昭和60年より築10年経過した平成2年の方が高値
で取引されているんだ。
井上:なるほど!
高木:不動産ってその時々の最新の情報を基に価格設定をして売却を出さなけ
ればいけないっていう事。昔はいくらだったとかいうのは一切関係ない。
ボクらの感覚で言えば参考になるのは半年位前までのデータかな。一年前
じゃひと昔。3年前は紀元前って感じかな。ちょっと大袈裟な表現だけど。
だから常に新しいデータで売却価格を考えなければならないというわけ。
1年前に近所の誰々さんちがいくらで売りに出されていたからウチもこれ
位だろうというのは間違い。それが安ければすぐ売れるだろうけどそうで
なければ笑いものになるだけだよね。













