実測売買

用語集

実測売買について

【実測売買とは?】

一言でいうと、実際に土地を測量して、その正確な面積に基づいて売買代金を確定させる取引方法です。

実測売買(じっそくばいばい)は、土地の売買契約を結ぶ際に、契約後に測量を行い、測量によって確定した面積(実測面積)を基準に売買代金の精算を行います。契約書には「土地の実測面積を求積し、その結果に基づき売買代金を精算する」という特約が明記されます。

この方法では、登記簿上の面積(公簿面積)と実際の面積に誤差があったとしても、その誤差によって代金が変わることはありません。そのため、買主は安心して正確な面積の土地を購入できます。


【実測売買と公簿売買の違い】

実測売買と対になる取引方法に**公簿売買**があります。両者の主な違いは以下の通りです。

項目 実測売買 公簿売買
面積の基準 測量によって確定した実測面積 登記簿上の公簿面積
代金の精算 面積に差異が生じた場合、精算する 面積に差異が生じても精算しない
測量の有無 必ず行う 原則として行わない
境界線の確認 確定した境界標を設置する 原則として行わない

実測売買は、手間や費用がかかる反面、取引の安全性が高いのが特徴です。


【実測売買のメリット・デメリット】

メリット

  • 正確な面積で取引できる

    登記簿の面積と実際の面積に誤差があっても、代金は実測面積に基づいて精算されるため、トラブルを未然に防げます。

  • 境界トラブルを回避できる

    測量によって隣地との境界線を確定させ、境界標を設置するため、将来的な近隣トラブルを防ぐことができます。

  • 融資審査が通りやすい

    金融機関は、面積や境界が明確な土地を担保として評価しやすいため、住宅ローンなどの審査が通りやすくなります。

デメリット

  • 測量費用がかかる

    土地家屋調査士に測量を依頼するため、数十万円程度の費用が発生します。通常は売主が負担しますが、交渉次第では買主との折半になることもあります。

  • 取引に時間がかかる

    測量作業が必要なため、契約から引き渡しまでに時間がかかります。


まとめ

実測売買は、土地の面積や境界を正確に確定させることで、安心して取引を進められる方法です。費用と時間はかかりますが、将来のトラブルを回避できるという大きなメリットがあります。特に、住宅を建てる予定の土地を購入する際は、実測売買を選択することが一般的です。


【関連記事】

不動産売却で知っておくべき実測売買とは?取引時のポイントや注意点も解説

”用語集”おすすめ記事

  • 北浜の子育て環境を知りたい方必見!保育園や学校の特徴も紹介の画像

    北浜の子育て環境を知りたい方必見!保育園や学校の特徴も紹介

    用語集

  • みなし道路の画像

    みなし道路

    用語集

  • 庇の画像

    用語集

  • 登録免許税の画像

    登録免許税

    用語集

  • 道路斜線制限の画像

    道路斜線制限

    用語集

  • 登記済証の画像

    登記済証

    用語集

もっと見る