分筆
【分筆とは?】
一言でいうと、一つの土地を複数の土地に分けることです。
分筆(ぶんぴつ)は、登記簿上、一つの筆(ひつ)として登録されている土地を、二つ以上の筆に分割して、それぞれの土地を独立させる手続きです。この手続きを行うことで、分割された土地ごとに売買や相続、担保設定などが可能になります。分筆は、法務局に申請して登記を行う必要があり、土地家屋調査士という専門家がこの手続きを代行します。
土地を分筆した結果、それぞれの土地には、新しい地番が付与されます。例えば、「○○市○○町100番」の土地を二つに分筆すると、「○○市○○町100番1」と「○○市○○町100番2」のようになるのが一般的です。
【分筆が行われる主なケース】
分筆は、様々な目的で行われます。主なケースは以下の通りです。
- 土地の一部を売却したい場合:
広い土地を所有していて、その一部だけを売却したい場合に、分筆して売却します。
- 相続財産として公平に分けたい場合:
複数の相続人がいる場合、一つの土地を分筆することで、それぞれの相続人が均等に土地を相続できるようにします。
- 土地の利用方法を変更したい場合:
所有する広大な土地の一部を、駐車場やアパート用地として活用したい場合に、その部分を分筆して利用します。
- 土地の一部を寄付したい場合:
所有地の一部を道路や公園として自治体などに寄付する場合に、その部分を分筆します。
【分筆の流れと注意点】
分筆には、法的な手続きと専門知識が必要です。
- 測量:
分筆する土地の境界を確定するため、土地家屋調査士が測量を行います。隣接する土地の所有者と境界の確認(立会い)を行う必要があります。
- 分筆登記の申請:
測量結果に基づいて、土地家屋調査士が法